「忍びの里」として伊賀市が新たに日本文化遺産に認定されたと本日の新聞に載っていましたが、先週、その“忍びの国”の忍者市で開催のNINJAフェスタに行って忍者になってきました。今年の自分の目標の一つが【ニンジャになる】(≒いろいろ耐え忍ぶ)でしたので叶えられて良かったです(笑)
伊賀市はニンニンニンの日に“忍者市”宣言しています。
10時前に変身処に着きましたが既に忍者衣装申し込み者の列ができており20分くらい並びました。更衣室でスタッフのおじさんに着方教わって我が家の男衆3人が青、紺、えんじに変身。ほんとは子どもには黄色とか赤とか忍ばない色を着せたかったけどムリに着せるとハットリくんの弟・シンちゃんみたく(=大泣きする)なるので好きな色を選ばせました。一人1000円で1日借りられます。
園児らと 忍びを演じ 父えんじ後ろは、松尾芭蕉をイメージして建てられた俳聖殿。
さすが忍者市、忍者ならば松本零士デザインの目力最強・伊賀鉄道タダ乗り可能です※(区間限定フェスタ開催期間中)。
一駅分電車のって降りた駅で忍者修行。1回200円。
昼食は駅前の定食屋で忍者黒カレーやら田楽食べました。
この日はちょうど、だんじり+伝統芸能の鬼行列+七福神行列が披露され(ふつうは秋の上野天神祭のときにしか観られませんが、この日はユネスコ文化遺産登録の記念行事でした)いろいろイチドウに観られて満足☆
【鬼に会う】というのも僕の目標の一つでもありましたので、この日は忍者になれて鬼にも会えてホントにグッデイでした。
なぜ鬼に会いたかったのかと言うと…想いは時の河を越え30数年前に遡ります。幼少期の僕、伊賀上野に連れてきてもらった自分が(いまは亡き)祖父の背中におんぶされ泣く姿。それが一枚の写真で残っていたのを大人になってから見つけました。鬼の行列が怖くて泣いていたのです。
鬼のなりては代わっても、泣いていた僕がおっさんになっても、祖父が亡くなっても、その伝統行事は今も脈脈と続き、何百年、何世代もの子どもを泣かせ続けていく。どんどん変わっていく世の中、風景や社会の仕組み、そんな中で何百年も変わらない伝統行事、その伝統の中に自分の家族、もしかしたら自分の孫も組み込まれて50年以上の時を越え記憶に残る、否、ちょっと違うか、伝統行事を利用して世代を越えて同じ鬼をみて鬼の記憶を残す、鬼こわいと言う感情の共有があるって嬉しいなとか思うわけです。
釣鐘を背負ったひょろつき鬼、斧をフラフラ振り回す鬼、クールです。
お兄ちゃん(6)はそんなに怖がらず、弟(3)は鬼を怖がり泣きべそでテンション下がるも、鬼が去っていった後に残っていたゆるキャラ・いがグリオに寄っていき、お兄ちゃんとおしりに浣腸攻撃して喜ぶ(笑)グリオの鬼と正反対ないでたちに子どもたちも安心したことでしょう。ゆるキャラは30年前にはいなかったな…。
お土産屋でゴム手裏剣とクナイ買って闘って、上野城の前でかき氷食べて、満足して帰りました。
子どもたちも「またニンジャしたい」と言っていたので楽しかったようです。
数年前参加したトークイベントで作家・和田竜さんが、具体的予定ではないけど映画化の構想だけはある言っていた『忍びの国』が嵐大野くん主演、石原さとみなどのキャストでこの夏公開です。
今日の一曲♪
なんじゃもんじゃ忍者祭り!(手裏剣戦隊ニンニンジャー エンディングテーマ)2015年のニンニンジャーの映画で上野城や忍者屋敷でロケされていたそうです。
オマケ)
春の休み、『からだのふしぎ大冒険inナガシマスパーランド』と言う特設イベントにも行き、おできクライミングで修行したり、
忍法ぷりぷりうんちの術でおしりすべり台で遊んだりもしました(笑)
たまたまうんち色のトレーナー着ててよかったです(笑)うんちと言えば、次男も幼稚園に入り数週間でトイレでうんちやおしっこをするようになってきてうれしく思っています。
NINJAフェスタと同じくこちらのイベントもGW5月7日まで開催中。
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